インターネット生保(ネット生保)とは

インターネット生保(ネット生保)とは、オンラインだけネットだけで完結する生命保険会社のことです。生命保険会社というと、今までは保険の外交員が一人一人営業をして、契約をとってくるイメージがありました。当然、人件費というコストがかかります。また、生命保険会社の社員の年収が、とんでもなく高いのもコスト高の一部。こういう部分をカットして、ネットだけで契約まで締結してしまうのが、インターネット生保です。ネットだけで完結するので、当然、コストがかなり安くなります。

インターネット生保には、5月現在2社が参入しています。ライフネット生命とSBIアクサ生命の2社ですね。
ライフネット生命は独立系の生命保険会社、日本生命出身の出口社長が作った会社で、独立系といえども、マネックス、三井物産、セブン&アイホールディングスなどが株主で資本的にも心配なさそうです。会社概要なんかを見ると、日本生命時代に培った知識が感じられます。わかりやすく、ムダをなくすというメッセージが感じられ、好感が持てますね。
SBIアクサ生命は、その名の通り、SBIホールディングス、アクサジャパンホールディングス、ソフトバンクの3社が作った合弁会社。資本構成はバッチリですね。ホームページの印象では、ソフトバンクが入っていることもあり、低価格の生命保険を提供するイメージですね。保険料の試算がとっても分かりやすいのも特徴。こちらもどれだけ低価格の保険を提供するか期待したいところです。

インターネット生保の実際の生命保険料は?

インターネット生保はではどれくらいコストカットされた生命保険料となるのでしょうか?生命保険(死亡保障)と医療保険にわけて考えてみたいと思います。

まずは生命保険、死亡保障の部分ですが、現在30歳で死亡時に3,000万円(期間10年)を受け取る場合は、
ライフネット生命は、月額3,319円、SBIアクサ生命は、月額4,470円となります。
医療保険だと、入院給付金10,000円、手術一時金100,000円の場合は、
ライフネット生命は、月額3,635円、SBIアクサ生命は、月額2,220円となります。
合計すると、ライフネット生命が6,954円、SBIアクサ生命が、6,690円とほぼ同程度の料金です。
ちなみに、同じような保障を日本生命で受ける場合は、15,000円ほどの保険料がかかります。共済(府民共済)では、死亡保障が2,000万円になりますが、月額4,000円ほど。掛け金だけみると、一般生保よりも安く、共済よりも高い感じですね。ただ、細かく年齢や加入期間の見積もりをしていけば、共済と同程度になりそう。一般生保と比べるとかなりの差になりそうです。

日本生命、住友生命などの保険は、いろいろな特約がついて、少々高めの料金設定になっています。インターネット生保は、その点、特約をつけるかつけないかは消費者の判断、シンプルな保険内容にするのであれば、当然格安の保険料となります。ただ、現状では共済と比べると、トントンもしくは共済の方が安いという結果にはなっています。
一概に、どれがいいとは言えませんが、格安の保険がオンラインのみで買えるのは魅力的ですね。自動車保険などもオンラインで購入できるようになって、かなり安くなりました。生命保険もかなりかわってきそう。業界の底上げに期待したいものですね。

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